18歳性的マイノリティのわたしがマリウス葉さんに救われた話。

 

このブログの本題はセクシャリティについてであり、マリウス葉さんの話はほんの少ししか出ていませんのでご了承ください。

 

最近良く耳にするLGBTなどの言葉、いわゆるセクシャルマイノリティについて考えたことはありますか?

 

わたしは今年大学に入学した18歳ですが、中高でよく学んだ記憶があります。

中学ではLGBTについて授業で学んだし、高校ではボランティア系の部活に所属していたこともあり、LGBTQIAについての理解を深める交流にも参加したことがあります。

 

LGBTについては知ってる方が多いと思いますが、それ以外は知らない方もいるのではないでしょうか?

 

わたしも全ては理解しきっているわけではないのでここで説明するのはLGBTQIAまでに留めますが、海外ではLGBTTIQQ2SAなど様々なラベリングがされていることもあるようですよ!気になる方は是非リンク先の記事をお読みになってください〜

LGBTQ・LGBTQIAとは?【自分の性がきっと見つかる!】 | LGBT就活・転職活動サイト「JobRainbow」

 

さて、まずはLGBTQIAのそれぞれの意味を説明しておきたいと思います。

 

L - レズビアン(性自認が女性の同性愛者)

G - ゲイ(性自認が男性の同性愛者)

B - バイセクシャル(男性と女性の両方を愛することができる人)

T - トランスジェンダー(身体的な性別と性自認が一致しない人)

Q - クエスチョニング(自分の心の性が分からない、意図的に決めていない、または決まっていない人)
I - インターセックス(生まれつき男女両方の身体的特徴を持つ人)
A - アセクシュアル((日本では)他者に対して恋愛感情や性的欲求を抱かない人。無性愛者、エイセクシャルとも)

 

ざっと書いてみましたが、いきなり言われても理解しにくいですよね。

でも、今このブログをここまで読んでくれて、理解しようとしてくれているあなたはとても素敵なんです。理解しようとしてくれる、それだけで救われるマイノリティの方はたくさんいるのではないでしょうか?

少なくともわたしは理解しようとしてくれるだけで嬉しいし、理解できなくても受け止めてくれるだけでとても嬉しいです☺️

 

 

やっと本題に移ります!

タイトルにも書きましたが、わたしは性的マイノリティです。

とは言うものの、わたしは今までそれによって特別苦しんだ経験もなければ、差別を受けた経験もありません。自認したのがつい最近で、まだカミングアウトをしていないというのもあるかもしれません。

 

わたしはアロマンティックです。

 

「アロマンティック?なんじゃそりゃ?」の方が大半だと思います。

 

軽く説明をしますと、アロマンティックとは「他人に恋愛感情を感じない」セクシャリティです。

恋愛感情と言っても難しいですが、、例えば恋人と2人でいたい!とかパートナーが他の異性(同性)と話していたら嫉妬するとか触れたいかどうかとか、そういうことでしょうか?

 

わたしにはそれがないんです。

もちろん「好き」という感情はあって、でもそれは好きな友達も、好きなジャニーズも、好きな食べ物も、好きな匂いも、みんな同じ「好き」です。

 

ここで知っておいていただきたいのは、アロマンティックはアセクシュアルとは違うということです。

アロマンティックやアセクシュアルの定義が難しいので、アロマンティック・アセクシュアルを自認されているなかけんさんのインタビュー記事を引用させていただきます。

『アロマンティック・アセクシュアル』の"なかけん"さんに聞く 人生に恋愛や結婚も必須じゃない。 | MonJa〈もんじゃ〉お金と暮らしの情報サイト

 

英語で言葉の意味を考えてみるとわかりやすいと思いますよ。
『アロマンティック・アセクシュアル』の英語表記は「Aromantic Asexual」。
まず、「Aromantic」とは“恋愛的に他者に惹かれない”ことを意味します。
一方で、「Asexual」は“性的に他者に惹かれない”こと。
つまり、「Aromantic」と「asexual」の要素を組み合わせたものが、『アロマンティック・アセクシュアル(= Aromantic Asexual)』になるんです。

 

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「Aromantic」と「Asexual」のそれぞれ頭につく「A」は打消しの意味を持っているんです。
「romantic」は“恋愛”、「sexual」は“性”という意味ですよね。

 

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ちなみに、“他者に恋愛感情は抱くけれど、性的には惹かれない”という人は、『ロマンティック・アセクシュアル(=Romantic Asexual)』になります。
「romantic」は“恋愛”、「Asexual」は頭に「A」がついて“性”の意味合いを打ち消していますから。

とはいえ、これまでお伝えした多様な「アセクシュアル」の区分は、元々海外で広く使われている定義なんです。
日本では恋愛感情も性的欲求もない『アロマンティック・アセクシュアル』のことを、ざっくりと「アセクシュアル」とまとめて呼ぶこともあります。これは日本独自の文化ですね。

 

わたしはアロマンティック・セクシュアル。つまり他者に対して恋愛感情は抱きませんが、性的欲求は抱きます

わたしにとって、恋愛とセックスは別物。これはアセクシュアルやアロマンティックの皆さんの中ではよくあるようですね。

 

 

さて、ここまで恋愛感情という言葉で表現していた「好き」ですが、皆さんは恋愛感情ってなんだと思いますか?

 

例えばある人に優しくされた。キュンってしたりドキドキしたりしますか?

 

わたしは「めっちゃいい人!優しい!」って気持ちになります。

ただこれは周りのみんなが言うキュンとかドキドキとは違う気がしていて。

概念が難しいのでなんとも言えませんが、なんか違うんですよね。だってそんなことでいちいちキュンしたり好きになってたら好きな人20人くらいになっちゃうし。

 

今まで、この「めっちゃいい人!優しい!」が恋愛感情なんだと思い込んで 何人かとお付き合いしたこともあるのですが、やっぱり違うんです。

相手はわたしだけを好きでいてくれて、好きだって伝えてくれて、心配してくれて、とても特別に愛してくれるのに、わたしはみんなと同じようにしか愛せない。彼氏のLINEを返すのはみんなと等しくめんどくさいし、彼氏からの電話も別に特別じゃない。

ああ、わたしは人とは違う。おかしい。

 

女子校育ちなこともあり女性であることへのアイデンティティが強く「わたしがわたしであること」にもこだわりが強いタイプなのですが、恋愛感情がないなんてことがあるのか不安でした。

女の子が読むとされる少女漫画は恋愛もので、恋愛系のドラマが流行って 友達には彼氏ができたり好きな人ができたりする世の中で、取り残されている気がして焦っていました。

わたしが周りと違うのは明らかでした。

 

わたしが、わたしでいることに自信を与えてくれたのはSexy Zoneでした。特にマリウス葉さん。

 

彼は雑誌で(2019年6月号Myojo) こう話していたんです。

ありのままの自分でいることがいちばん。自信を持って堂々と生きればいいし、もし誰かに何か言われても、「自分のことは自分がよく理解してるから」ってキッパリ返せたらステキだよね

 

そうだった!わたしはわたしでいい!恋愛ができなくていい!おかしくなんかない!

 

「わたし」を見失いかけていたわたしに希望を与えてくれたのは紛れもなく彼のこの言葉だったと思います。

彼がこうしてジェンダーや地球環境について言及してくれることの意味を身をもって知りました。

そういえばPOP× STEP⁉︎のグッズ、My Sexy ストローもマリウス葉さんが考案されたエコに繋がる第一歩ですよね。

 

それから、わたしはわたしを知るためにたくさん調べました。そして、わたしはアロマンティックであると気づいたんです。

 

アロマンティックは普通に恋愛をする方と人生を共にすることは難しいかもしれません。パートナーから理解を得られない可能性があるからです。

でも結婚願望がある方も多いそうで、それは恋愛を経た結婚ではなくいわゆる友情結婚というようなもの。

わたしも友情結婚ならしたいと思っています。

 

わたしの考え方を受容してくださるパートナーといつか出会えればいいな。

 

このブログはわたしと同じ考えの方がいるかもしれないと思って書きました。それから、わたしのことをみんなに知って欲しかった。これからも仲良くしてくださると嬉しいです。

 

 

cuz we are all damn too good
だって僕たちはみんな最高だから