ドームおめでとう

 

 

 

ドーム公演に行くんだと夜行バスに乗り込んだ時も、東京ドームを見た時も、本当にずっとこれが夢じゃないかって思っていたけれど、紛れもない現実で、でも夢みたいだった。

 

久しぶりに会えたフォロワーさんたちもはじめましてしたフォロワーさんたちもたくさんいて、こんなにみんな集合してるのもドームだからだよな〜って話をした。「もうこれだけで満足すぎて帰ってもいいわ〜」とか笑いながら入場口に向かって、チケットを手にして黒い幕を開いた。

 

ドームの広すぎる空間、めちゃくちゃでかいステージ、スモークで白っぽい空気に呑まれて、気づいたらもう泣いてた。横見たら花火ちゃんも泣いてて、2人で大泣きしながら席についた。まだ誰も泣いてないのにねって言いながら2人でめっちゃ泣いた。聡くんが初日に号泣しちゃった意味がわかるねって話した。

 

 

Sexy Zone、ドームに辿り着いたよ」

そう言ってからSexy Zoneを歌うんだよ。どうすれば夢は叶うのかな?とか歌うんだよなあ。

そしてドームに立ってもなお「僕らはまだ始まったばかりさ」と言う彼らにまた希望を見ていた。

 

「見てるか?見えてるか?俺たちがドーム立ってるぞ!最後の最後までこの瞬間焼き付けて帰れ!」と、彼が叫んで、もう本当に涙が止まらなかった。今も、何回思い出しても泣きそうなくらい嬉しかった。やっと立てたね、本当によかったね、あなたたちが幸せそうで、その場に立ち会えて私も幸せだよ。

 

ドームでもいつもの彼らでいてくれるところもすごくよかった。等身大の彼らでいてくれたから全力で楽しかったのかもね。懐かしい曲も、かっこいい曲も、お洒落な曲も、MCも映像も全部全部紛れもない彼らなんだけど、いろんな色があっていろんな感情が込み上げてきて気持ちが超忙しかった。

 

ところで声出しに慣れなすぎて本当にキャーとかイェーイとかほぼ何も言えなくて、言ってもいいってわかっててもクソデカ感情すぎて拍手するしかできなかったの。でも流石にキャーって言っちゃったシーンが、fybで勝利さんが舌ペロした時でした。あれ本当にふうまくんとかケンティーだったら激エロの30禁くらいの舌ペロだと思うけど、勝利くんだからこそのナチュラルさがめっちゃ好きだった。別に周りに合わせなくても自分の良さを伸ばしていけばいいんだよねってメッセージをひしひしと感じた。(深読みがすごい)

 

私はぎゅっとからだから、実は昔の曲にそこまで思い入れがあるわけでもないし知らん曲も山ほどあるのね。踊れない曲もいっぱいある。でも踊れなくても疎外感なく、そこまでの懐かしさがなくても心の底から楽しめた。誰も置いて行かない風磨くん、本当に素敵すぎるなと再認識したメドレー。

 

ちなみにメドレーのRemixほんまにエグすぎて公演終わりに「わたしがジャニーズじゃなくてよかった、あんなんむりや」って言うたら花火ちゃんに「本当にね〜頭おかしくなりそうだった〜」って言われた。いやジャニーズにはなれないから!とか言わないあたり、本当にこの人も誰かを否定しないよなあと思った。(花火担?)

こうなって何年も仲良くできている(杏ちゃんもね)のはこんなふうに相手を否定しないところも大いにあると思うし、それはSexy Zoneの英才教育を受けて育ってきた影響でもあると思うので、やっぱりSexy Zoneは偉大だという話でした。

 

話は戻りましてForever Gold、この曲ってこんなに泣ける曲やっけ?と思うくらい、今まででいちばん胸にキタForever Goldだった。「探していた答えはきっとドームにあったー!」と言った彼はとっても輝いて見えた。メンバーと肩を組んで歌うのを見たとき、また涙がどばどば溢れてきた。こんなに楽しそうで嬉しそうに歌う彼らを見たのははじめてかも!と思ったけれど、今まで何度も見てきた大好きな笑顔だった。でも私が今まで見た中で数えるほどの、本当に愛おしい瞬間だった。

 

アイドルを好きになる前は、アイドルとは元気のない時に元気を与えてくれる存在だと思っていた。いや今も他のアイドルはそうなんじゃないかと思ってる。

でもSexy Zoneは違って、元気のない時にただただ寄り添ってくれる存在なんじゃないかと思う。それってすごく難しいことだと思っていて、寄り添うにはアイドルというものは存在が遠すぎるし体温が足りない気がする。それでもSexy Zoneはいつも隣にいてくれて、言葉や表情で寄り添ってくれる。私も、何度も泣く夜があったってSexy Zoneを思い出して乗り越えてきたんだ。

 

挨拶の時、聡くんが「正直まだ怖いなとか、めちゃくちゃ緊張するし、不器用だし、完璧にこなせてないかもしれないけど」と言ってくれたのがちょっとだけ辛かったけどすごく嬉しかった。当然だけどアイドルも人間だし、苦しいことも楽しいことも後悔したこともドキドキすることもある。私の中でアイドルはそんな本来の姿を見せずに、アイドルとしての言わば"偶像として魅せる"ことだと思っていた。でも彼らは、そんな"アイドル"の根底にある葛藤なんかも時々見せてくれて、だからこそ彼らが寄り添ってくれる実感が強いんだと思う。キラキラなところばっかり見せてもらえるのも夢があっていいけれど、等身大の彼らが大丈夫だよってそばにいてくれることがどれだけ心強いか。

「僕からSexy Zoneを取ったら何もなくなっちゃう」と泣いていたけれど、彼はきっと何をしていたって周りに愛される素敵な人だと思う。それでもSexy Zoneのことをいつも想ってくれるのが本当に愛だなと思うし、彼がSexy Zoneでいたいと思ってくれている間は彼の愛を頼りにしていたい。

そして、勝利くん、Sexy Zone、絶対国立たとうね。

 

 

Dreamはiriちゃんが作ってくれた曲だからそりゃ私は大好きで、メロディもやけど歌詞が本当にいい。「にじむのは僕にだけ見えてる世界だっけ?」と目を潤ませながら聞いて、そのあとちょっとだけ聡くんが涙声だなとか思った。「遠回りでもいいからここで僕と待つのはどうだい?」のやさしさとあたたかさがすごく好きで、これこそ前述した、私の思うSexy Zone的アイドル像だと思う。

何より「慣れない世界で君を見つけて、それだけで何もいらないでしょう」と大好きな人たちに歌われる多幸感はえぐい。

 

 

 

「僕たちと過ごした夢のようなひとときは夢のように冷めてしまうかもしれませんが、また一緒に僕たちと同じ夢を見ましょう」と挨拶の終わりにふうまくんが言った。その通りだ。私たちはいつも離れた場所で普通の日々を過ごしていて、彼らと同じ空間にいることは特別だ。彼らと同じ夢を見ることだって本当に特別で尊いものだと思う。

それを彼らが本当に理解していて、寄り添ってくれて、夢のようなひとときを共にしてくれるから、私は彼らのことを愛しているんだと思うよ。

 

 

優しい声に包まれて、泣いてしまうときも寂しい夜も、これから先もずっと、彼らと一緒に同じ夢を見たい。